日本三大祭りのひとつ祇園祭。

祇園祭は疫神怨霊を鎮める祭礼が起源で、「祇園御霊会」「祇園会」などと呼ばれていました。

貞観11年（869年）全国的に疫病が流行したおり、当時の都、平安京の庭園である「神泉苑」に66本の矛を立て、神輿を送って疫病退散の祈願したのが、祇園祭のルーツとされています

平安時代末期、政治の中心が貴族から武家に台頭するとともに、祭りも国の祭りから町衆の祭りへと変化しました。

南北朝時代には、鉾に長刀などの装飾を施したものが、行列に加わり、山鉾の源流となったと言われいます。

室町時代には、山鉾も町衆の力により趣向を凝らされてその数が増え、発展してきました。

現在の山鉾は34基で、各山鉾の由来は、天神や観音などの神仏を祀ったものや、故事説話をもとにしたものからなり、携帯は鉾、傘鉾、山の三種類に大きくわけられます。

なかでも長刀鉾を代表とする「鉾」は高さ約25メートル（船鉾、大船鉾を除く）、重さ約12トン、車輪の大きさは直径約1.9メートルになり釘を一本使わぬ伝統技法で組立てます。

一つの鉾の組立・巡行・解体には延べ約180人もの人手を要します。

また囃子方が40人前後鉾にのり、曳初めから巡行の日まで囃子を奏でます。

祇園祭ミニチュア鉾

パーツを組み合立てて鉾を完成させます

鉾の種類は全部で６種類

長刀鉾

函谷鉾

月鉾

鶏鉾

菊水鉾

放下鉾

専用の紙箱に入っているのでプレゼントとしても

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